子どもを怒ってしまった!自己嫌悪に陥る前に愛情を伝えよう

子育てに失敗はつきもの。間違えたときはしっかり対処する姿を見せよう

わが子は世界で一番大切で、自分の分身のような存在です。そんなかわいいわが子でも、時には感情的に怒ってしまうことがあるもの。急いで出かける支度をしているのに、お着替えも歯磨きもせずにテレビを見ている。そんな姿を見ると大声で怒鳴りたくもなります。ママも一人の人間ですので当然のこと。ところが多くのお母さんは怒鳴った自分を責め、自己嫌悪に陥ってしまうのです。そんなときは後悔する前に子どもに素直に謝りましょう。

子は親の背中を見て育つ。お母さんの素直な対応が子どもの心を育てる

子どもに謝る姿を見せることで、“大人でも間違えることがある”と理解します。そして間違えたあとの対処法を知ることもできるのです。完璧なお母さんを目指すよりも人間らしいお母さんの姿が、子どもに背中を見せるきっかけにもなっています。そして謝ったあとには「大好きよ」と伝えギュっと抱きしめてあげましょう。“お母さんに嫌われたかも”と思っている子どもの不安を取りのぞき、怒られてもお母さんに愛されていると感じることができるのです。

お母さんは家事に子育てに、毎日一生懸命家族を守っています。十分頑張っているのです。怒ってしまうこともありますが、素直に謝る姿で子どもに背中を見せましょう。

吉田あき

キッズコーチング&リズム体操ひだまり主宰。キッズコーチングの理論を活用し、子どもの個性と運動能力を伸ばす『親子リズム体操』レッスンを開催。延べ400名の親子と関わる。