「泣かないの!」では泣き止まない。共感すれば涙がピタリ

泣き声がどんどん大きくなる原因は、気持ちをわかってもらえない悲しさ

3歳のKくんがお姉ちゃんにおもちゃを取られたとお母さんに言いつけに来ました。ところがそれはお姉ちゃんのおもちゃ。お母さんは「それはお姉ちゃんのだからダメ!」と叱ります。すると、好きなおもちゃで遊べなかった悲しさと、お母さんにわかってもらえたなかった悲しさで、Kくんは大号泣。「これで遊びたいのー!」と泣き続けます。こうなってからおもちゃを渡したとしても効果なし。泣いて手がつけられなくなってしまいました。

“オウム返し”で「聞いてるよ」「わかるよ」「そばにいるよ」を伝えよう

こんなときは“オウム返し”で子どもが言った言葉をそのまま繰り返しましょう。子どもが「おもちゃを取られた」と言ったら、事実がどうであれひとまず「取られたのね」と言うのです。お母さんが自分の気持ちをわかってくれていると実感できれば、怒りも収まります。この先迎える反抗期や悩み事を抱えたときにも「どうせわかってくれない」と諦めずに気持ちを伝えることができるでしょう。親子の信頼関係を築く第一歩を“オウム返し”で踏みだしましょう。

「子どもの気持ちに寄り添いましょう」と言われても、具体的に何をすれば良いのか難しいところです。そんなときに”オウム返し”を活用してみてくださいね。

わたなべゆみ

海外在住10年目のバツイチ駐在妻。海外子育てサポーターとして世界中の駐在ママと交流。電子書籍『その手があったか!海外在住ママンが伝える子育てhack15選』はAmazon Kindleでベストセラーを達成。