甘やかさずに甘えさせると子どもの自信がぐんぐん育つ

甘やかすと甘えさせるの違いを知ると、どう接したらいいか見えてくる

甘やかすと甘えさせる。とてもよく似たふたつの言葉ですが、その意味や子どもに与える影響には違いがあります。親切や心配から「お母さんがするわね」「あなたにはまだ無理よ」と子どもから経験のチャンスを奪ってしまうのが“甘やかし”。経験する機会が少ないので、子どもは何事にも臆病になりがちです。対して子どもがくっついてきた時に全力で抱きしめ、落ち込んでいるときに寄り添って励ますなど、精神面で支えになるのが“甘えさせ”。

毎日の習慣に甘えさせる時間をプラス。愛されている自信を育てよう

十分に甘えさせたら、子どもは愛情をたっぷり感じ「自分は愛されている」と信じることができます。それが今度は自分が人に対する時の指針となり、豊かな人間関係を築くことができるのです。小さいときには特にスキンシップが有効です。1日7秒間抱っこするとお母さんの愛情がしっかり伝わり、子どもの甘えたい欲求も満たされます。朝起きたとき、お風呂のときなど「大好きよ」の言葉とともに、ぜひ毎日の習慣に取り入れてくださいね。

「大好きよ」という言葉とハグは、子どもにとって魔法のようなもの。毎日決まった時間にすると、習慣になって子どもの気持ちが安定します。ぜひやってみてくださいね。

むらたますみ

ライター歴8年。執筆したコラムは1000本を超える。著作「はなまるママがやっている実践子育て15のヒント」はAmazon電子書籍ランキング3部門1位を獲得。ママコミュニティ【言葉がけ育児】主宰。